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≪空港コラム⑤ 保安検査業務って何?≫

今回は、「保安検査業務」について解説して参ります。
飛行機に搭乗する前に必ず通る例のあの場所になります。
「ここがすごく混みあっているんだよな…」なんてイメージの方も多くいらっしゃるかと思います!

しかしながら、飛行機を無事にお客様を目的地へお届けするに当たって非常に重要なお仕事なんです!
そんな「保安検査業務」について詳しくお話しをしていきましょう!

 


≪保安検査業務ってどんなお仕事なの?》

空港にて搭乗券やパスポートのチェック、手荷物の検査、ボディチェックなどを行なうのが空港保安検査員という方々になります。
金属製品を着用や所持していないかの確認や、持ち込み禁止物や危険物が荷物に入っていないかのチェックを確認し、金属探知機のゲートにお客様をお通しして頂くお仕事になります。

私も飛行機に乗る際に何度かベルトで金属探知機が引っかかってしまったり、修学旅行に行く際に筆箱に入っていたカッターが引っかかってしまい処分されたりと苦い思い出も多々あります…。
思い入れのある荷物が処分されるのは心苦しいですが、これも「無事に飛行機を飛ばす為!」と思うしかないですね…。

金属探知機のゲートを通過した際に反応があれば、小型探知機でボディチェックを行なって頂いたり、X線透視装置に荷物を通し、カバンの中身を確認しております。

この様に念入りなチェックをすることで、お客様が安心・安全な旅をお守りする非常に重要なお仕事になります 。


≪どんな人に向いているの?≫

一番重要なのは「責任感」になります。

保安検査業務では、危険物を機内へ持ち込むことを絶対に許さないという責任感が必要となります。
中にはボディチェックや手荷物検査を嫌がるお客様もおりますので、しっかりと説明しご納得頂ける様に毅然とした態度で対応できることも重要です。

飛行機に乗ったことのある方であればお分かりいただけるかと思いますが、保安検査場には多くの検査員が一緒に対応を行います。
入口での流れのご説明をする方、手荷物をチェックする方、金属探知機付近で誘導や案内を行なう方、使用済みのカゴを回収する方など1人を検査するにも多くの方が対応を行いますので、多くの方を検査する為にもチームワークや協調性という部分も大切な要素になって参ります。


≪どんなところが大変?≫

保安検査業務を行うに必要な資格はございません。

しかしながら、空港内の企業様ですと社内資格を設けている企業様も多くございます。その資格に合格しないと現場での勤務ができない等がございます。
また、空港保安警備業務検定2級等を取得頂くことで、資格手当による収入面やシフトに入る優先面など、様々な場面で有資格者の方が、有利になって参りますので、企業様で資格取得推奨の企業様も多くございます。

上記の様な資格取得等が多くなってしまうのは、専門性を持ったお仕事という面が大きいかと思います。

その他、お客様は長い時間お待ちするケースもございますので、少し苛立ちをもっているケースもございます。
そういったマイナスの部分がある分、対応が終わった後の達成感は格別なものとなりますね!


≪最後に…≫

今回ご覧になって頂きいかがでしたでしょうか。
空港の安全を守る非常に責任感や達成感を感じられるお仕事です!

日本が安全な国として世界で評価されているのは、羽田空港や成田空港など全国の空港にてしっかりと対応をして頂いている保安検査員の方々のおかげですね!

 

【H4空港専門サイト】
H4空港JOB

【保安検査のお仕事】
保安検査業務のお仕事①

 

また、空港のお仕事内容にご興味がありましたら是非下記URLもご覧ください。
≪空港コラム① グランドハンドリングって何?≫
≪空港コラム② グランドスタッフって何?≫
≪空港コラム③ 機内清掃って何?≫
≪空港コラム④ ラウンジ業務って何?≫